テーマ:山部赤人

6-1005やすみしし 我が大君の 見したまふ 吉野の宮は

やすみしし 我が大君の 見したまふ 吉野の宮は 山高み 雲ぞたなびく 川早み 瀬の音ぞ清き 神さびて 見れば貴く よろしなへ 見ればさやけし この山の 尽きばのみこそ この川の 絶えばのみこそ ももしきの 大宮所(おほみやところ) やむ時もあらめ 八隅知之 我大王之 見給 芳野宮者 山高 雲曽軽引 河速弥 湍之聲曽清寸 神佐備而 …
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6-946御食向(みけむか)ふ 淡路の島に 直向(ただむか)ふ

御食向(みけむか)ふ 淡路の島に 直向(ただむか)ふ 敏馬(みぬめ)の浦の 沖辺には 深海松(ふかみる)採り 浦廻(うらみ)には なのりそ刈る 深海松の 見まく欲しけど なのりその おのが名惜しみ 間使(まつかひ)も 遣らずて我れは 生けりともなし 御食向 淡路乃嶋二 直向 三犬女乃浦能 奥部庭 深海松採 浦廻庭 名告藻苅 深見流…
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6-942あぢさはふ 妹が目離(か)れて 敷栲の 枕もまかず 

あぢさはふ 妹が目離(か)れて 敷栲の 枕もまかず 桜皮巻(かにはま)き 作れる船に 真楫(まかぢ)貫き 我が漕ぎ来れば 淡路の 野島も過ぎ 印南嬬(いなみつま) 辛荷(からに)の島の 島の際(ま)ゆ 我家(わぎへ)を見れば 青山の そことも見えず 白雲も 千重(ちへ)になり来ぬ 漕ぎ廻(た)むる 浦のことごと 行き隠る 島の崎々 隈(…
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6-938やすみしし 我が大君の 神(かむ)ながら 高知らせる 

やすみしし 我が大君の 神(かむ)ながら 高知らせる 印南野(いなみの)の 大海(おふみ)の原の 荒栲(あらたへ)の 藤井の浦に 鮪(しび)釣ると 海人舟(あまぶね)騒き 塩焼くと 人ぞさはにある 浦をよみ うべも釣りはす 浜をよみ うべも塩焼く あり通ひ 見さくもしるし 清き白浜 八隅知之 吾大王乃 神随 高所知流 稲見野能 大…
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6-933天地の 遠きがごとく 日月の 長きがごとく

天地の 遠きがごとく 日月の 長きがごとく おしてる 難波の宮に 我ご大君 国知らすらし 御食つ国 日の御調と 淡路の 野島の海人の 海の底 沖つ海石に 鰒玉 さはに潜き出 舟並めて 仕へ奉るし 貴し見れば 天地之 遠我如 日月之 長我如 臨照 難波乃宮尓 和期大王 國所知良之 御食都國 日之御調等 淡路乃 野嶋之海子乃 海底 奥…
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9-626やすみしし 我ご大君は み吉野の 秋津の小野の 野の上には 跡見据(とみす)ゑ置きて み山

やすみしし 我ご大君は み吉野の 秋津の小野の 野の上には 跡見据(とみす)ゑ置きて み山には 射目(いめ)立て渡し 朝狩に 獣(しし)踏み起(おこ)し 夕狩に 鳥踏み立て 馬並(な)めて 御狩(みかり)ぞ立たす 春の茂野に 安見知之 和期大王波 見吉野乃 飽津之小野笶 野上者 跡見居置而 御山者 射目立渡 朝猟尓 十六履起之 夕…
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6-917やすみしし 我(わ)ご大君の 常宮(とこみや)と 仕へ奉れる 雑賀野

やすみしし 我(わ)ご大君の 常宮(とこみや)と 仕へ奉れる 雑賀野(さひかの)ゆ そがひに見ゆる 沖つ島 清き渚に 風吹けば 白波騒き 潮干(しほふ)れば 玉藻刈りつつ 神代(かむよ)より しかぞ貴き 玉津島山(たまつしまやま) 安見知之 和期大王之 常宮等 仕奉流 左日鹿野由 背匕尓所見 奥嶋 清波瀲尓 風吹者 白浪左和伎 潮…
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6-923やすみしし 我ご大君の 高知らす 吉野の宮は たたなづく 青垣隠(あをかきごも)り 川なみ

やすみしし 我ご大君の 高知らす 吉野の宮は たたなづく 青垣隠(あをかきごも)り 川なみの 清き河内ぞ 春へは 花咲きををり 秋されば 霧立ちわたる その山の いやしくしくに この川の 絶ゆることなく ももしきの 大宮人は 常に通はむ 八隅知之 和期大王乃 高知為 芳野宮者 立名附 青垣隠 河次乃 清河内曽 春部者 花咲乎遠里 …
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