テーマ:大伴池主

17-4008なでしこが 花の盛りに 相見(あひみ)しめとぞ

あをによし 奈良を来離(きはな)れ 天離(あまざか)る 鄙にはあれど 我が背子を 見つつし居れば 思ひ遣る こともありしを 大君の 命畏(みことかしこ)み 食(を)す国の 事取り持ちて 若草の 足結(あゆ)ひ手作(たづく)り 群鳥(むらとり)の 朝立ち去(い)なば 後れたる 我(あ)れや悲しき 旅に行く 君かも恋ひむ 思ふそら 安くあら…
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17-4003朝日さし そがひに見ゆる 神(かむ)ながら 

朝日さし そがひに見ゆる 神(かむ)ながら 御名(みな)に帯(お)ばせる 白雲の 千重(ちへ)を押し別(わ)け 天(あま)そそり 高き立山 冬夏と 別くこともなく 白栲に 雪は降り置きて 古(いにしへ)ゆ あり来にければ こごしかも 岩の神さび たまきはる 幾代経(いくよへ)にけむ 立ちて居て 見れども異(あや)し 峰高み 谷を深みと …
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17-3993藤波は 咲きて散りにき 卯の花は

藤波は 咲きて散りにき 卯の花は 今ぞ盛りと あしひきの 山にも野にも 霍公鳥 鳴きし響めば うち靡く 心もしのに そこをしも うら恋しみと 思ふどち 馬打ち群れて 携はり 出で立ち見れば 射水川 港の渚鳥(すどり) 朝なぎに 潟(かた)にあさりし 潮満(しほみ)てば 夫呼(つまよ)び交す 羨(とも)しきに 見つつ過ぎ行き 渋谿の 荒礒…
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17-3973心ぐし いざ見に行かな ことはたなゆひ

大君の 命畏(みことかしこ)み あしひきの 山野さはらず 天離る 鄙(ひな)も治むる 大夫(ますらを)や なにか物思(ものも)ふ あをによし 奈良道来通(ならぢきかよ)ふ 玉梓の 使絶(つかひた)えめや 隠(こも)り恋ひ 息づきわたり 下思(したもひ)に 嘆かふ我が背 いにしへゆ 言ひ継ぎくらし 世間(よのなか)は 数なきものぞ 慰むる…
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